漫画の巻頭2〜3ページ目を開くと、上の図のようなキャラクター紹介、または相関図を目にします。
私たちの頭の中には、このキャラクター相関図のように、
自分や登場人物はどんな人間で、その関係性はどんな感じで、彼らからどう思われていて…
と言った、自分が幼い頃に定めた「キャラ設定」のようなものが存在しています。
そして無意識の内に、この「キャラ設定」を前提としたシナリオを描き、
大人になっても無自覚なまま、その幼いシナリオをそのまま採用し続けています。
このストーリー設定が肯定的な設定ならまだしも、多くの場合、自分に対して否定的な設定をしている場合が多く、
自ら定めた設定によって、自分の言動や人生そのものを、無意識的に制限している方がほとんどなのです。
でも…このキャラ設定は、決して事実などではなく、
幼く未熟な自分には「そう見えた」というだけの、単なる『勘違い』なんですね。
ストーリーセラピーでは、対話やワークによって、あなたの頭の中にある、この『無自覚のストーリー設定』を解読し、
自分自身を制限して来た、幼い勘違いから、自身を解放していくセラピーです。
興味深いことに、幼少期のことを無理やり掘り起こさなくても、今現在のあなたが悩んでいることや、関係性などについて対話を進めていくことで、
使い古して来たあなたのキャラ設定が、徐々に浮き彫りになっていきます。
そうして
自分の気持ちや恐れをとことん理解して受容する
というプロセスを通じて、あなたの心の構造が手に取るように分かるようになり、ありのままの自分を受容していくことで、驚くほど心は軽くなっていきます。
また、自己受容が深まるほどに、
周りにどう思われるか?ではなく、自分がどうしたいのか?という自分の【本音】に誠実に生きられるようになる。
建前やご機嫌取りではなく、本音と真心で人と繋がれるようになる。
自分と流れを信頼しながら、安心して、自由に、生き生きと自分を表現できるようになる
今ここから未来を変えていける事が腑に落ちて、自ら望む未来を創造できるようになる。
自分の本音や使命に気づいて、心から納得する生き方や働き方にシフトできる。
などの変化を体感することができます!